ダブルライセンス

行政書士試験に合格した後の進路としては、行政書士事務所や他の法律関連事務所等で経験を積んで、独立開業をするという選択肢もありますが、さらに別の資格試験に挑戦するというのもお奨めです。行政書士は、他の資格よりも業務範囲が広いため、他資格の業務を補完できたり、他の資格と組み合わせて仕事をすることにより、さらに仕事の幅を広げることができる等、様々な資格と相性が良いからです。将来どの分野を専門とするかで相乗効果がある資格は変わってきますが、不動産関連ならば、宅地建物取引主任者、不動産鑑定士、土地家屋調査士、司法書士、財務、会計、労務ならば、社会保険労務士、公認会計士、税理士、簿記、コンサルティング関連ならば、ファイナンシャルプランナー、中小企業診断士、国際業務ならば、ＴＯＥＩＣ、実用英語技能検定など、その他様々な分野での活躍が期待できます。また、行政書士としての登録を受けることで弁理士試験の選択科目が一部免除されます。